母国である台湾では、民間整備工場にて主に自動車の足回りのチューニングや一般メンテナンスに携わりました。
バス会社では一般の点検整備だけではなく、生産ラインにおいての新車組み立て作業なども経験しておりました。
その後、日本では自動車関連企業にて、内装部品の設計変更及び図面作成や試作に関わる業務に携わっていました。
前職では現場の作業から外れデスクワークがメインでしたが、やはり実車を触りたいと思って転職を決意しました。
知人の紹介でFerrari Racing Daysを見学した際、憧れのフェラーリを扱う会社として、コーンズを知りました。
せっかくもう一度整備士の仕事をするなら今までと違ったことをしたいと思い志望しました。
メイン業務は車検整備と一般整備ですが、重整備やトラブルシューティングにも対応しています。
大阪にはレーシングカーをお持ちのお客様が多く、月一回のサーキットイベントへの出張整備に行くこともあります。
朝から夜まで作業が続くことがありますが、本国(イタリア)のメカニックと一緒に作業し、異なるアプローチが勉強できることは非常に刺激になります。
また、お客様と相談しながら車両セッティングを変更したり、お客様の走行スタイルに合わせた車作りをしたりすることもあります。
そしてお客様が好タイムを記録したり、表彰台に立ったりした時は、この仕事の喜びを感じます。
お客様からいただく「ありがとう」は、最高の褒め言葉であり、やり甲斐でもあります。
職場の雰囲気はとても良く、休日はみんなと一緒に釣りに行ったり、バーベキューをするなどアウトドアを満喫しています。
車の挙動をより一層肌で感じるために、カートやドライビングシュミレーターを積極的に活用しています。
近年では海外からのお客様も増えておりますので、整備技術はもちろん、語学力も重要だと感じています。
私は自分自身の語学力で日本人のお客様はもちろんのこと、海外のお客様から「ありがとう」と言っていただけるメカニックを目指し続けたいと思っております。
コーンズでは最新のシステムを搭載した新しいモデルから、50年以上前のクラシックカーまで、幅広い年代の車に触れる機会があります。
常に新しい技術を学び、経験を積み重ね、メカニックとしてのスキルを磨き続けたいと思います。